バイオリンの歴史
バイオリンは弦楽器。弓で弦を弾いて、すすり泣くような音を出す姿は、誰でも記憶にあるのではないでしょうか。
主にクラシック音楽にバイオリンは使われますが、東欧やアイルランド、アメリカなどの民族音楽にも登場します。
今ある一番古いバイオリンは16世紀後半のものらしいですが、それ以前にもバイオリンはあったという説もあります。
バイオリンの歴史
バイオリンの作製者は、ニコロ・アマティ、ヤコプ・シュタイナー、ストラディバリ一族、グァルネリ一族などが有名でしょう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ作のバイオリンに似た楽器の設計図も残っていますが、最初にバイオリンを作ったのが誰かは謎です。
特に、アントニオ・ストラディヴァリとバルトロメオ・ジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェス作のバイオリンは、未だに誰も超えることのできない名器といわれ、ストラディヴァリ、グァルネリウスといえば、バイオリン名器の代名詞です。
このバイオリン、日本人が触れるようになったのは明治以降でしたが、今では世界的なバイオリニストが日本人にも多くいます。
バイオリンは時代と共に改良され、素材なども変化しています。
材料に関しては、15年以上自然乾燥させた木材で、バイオリンの部位に適した樹を使っていました。
しかし最近では、乾燥釜を使って強制乾燥させた木材を使う場合も増えてきています。
変わったものでは、ヤマハのサイレントバイオリンでプラスチック製の物もあるし、2003年の12月にはガラスメーカーのハリオから、世界初、ガラス製バイオリンが出ました。
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