トランペットの歴史
トランペットと聞いてイメージするものは、三つ、あるいは四つのバルブ=ピストンバルブ、またはロータリーバルブを持つ、金管楽器ではないでしょうか。
でも本当は、初期のトランペットは、長い管にピストンも抜差管もないものでした。
抜差管のないトロンボーンを想像してください、そんな感じのもので、ただ吹き方を変えるだけで音色を調節していたのだそうです。
トランペットの歴史と名曲
このトランペットの歴史は古く、ギリシア・ローマ時代の遺跡から見つかっています。
トランペットの語源は、1240年イタリアのフェデリーコ二世が作らせた、“トゥベクタ(tubecta)”が“トランペット”になったとか。
合奏に使われるようになったのは17世紀以降。
それまでは軍の行進や、政治・宗教上の儀式の際の曲に使われ、ラッパ隊は、王侯の権力を象徴していました。
また、トランペットは管長やバルブの構造で分類されています。
前者は、標準、管長約147cmより短いピッコロトランペットや、長いアルトトランペット、バストランペット。
後者には、ピストントランペット、ロータリートランペットなどがあり、
ピストントランペットとロータリートランペットは構え方も違います。
そして、トランペットの名曲と言えば、J.S.バッハの“ブランデンブルク協奏曲第2番へ長調”や、J.ハイドンの“トランペット協奏曲変ホ長調”・・・などでしょうか。
独奏曲の“トランペット吹きの子守歌”は、子守歌のCDやレコードにも収録されているので、聞けば、あなたも知っているかもしれませんね。
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